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人事部コラム

忙しくても大丈夫!1日で終わる大掃除術

年末の大掃除の時期がやってきました。
ただでさえ何かと忙しい年末。大掃除にあまり時間をかけられない方も多いのではないでしょうか。
大掃除はポイントを押さえれば1日で全て終わります!今回はそのコツをご紹介します。

目次
・スケジュールを立てよう
・掃除する時のポイント
・時間を味方につけよう
・1日のスケジュール例
・掃除と片付けは別物!
・来年の大掃除を楽にするために

 

スケジュールを立てよう

大掃除を1日で終わらせるためには、事前の準備が大切です。
事前にどこを掃除するのかリストアップし、1日のプランを立てましょう。
どこを掃除していいのかわからないという方は、普段なかなか掃除できない水回りや換気扇などを重点的に掃除すると達成感も違ってきます。ただし、あまり欲張りすぎると1日で終わらず、集中力も切れてしまうため、完璧を求めすぎないことも大切です。
また、途中で洗剤が無くなって作業が中断されることのないように、必要な道具や洗剤は事前に揃えておきましょう。

掃除する時のポイント

➀上から下、奥から手前

掃除する順番は「上から下、奥から手前」の順で行います。
床を掃除した後に天井のホコリを払うと綺麗な床が汚れてしまいますし、モップがけを手前から奥の順番で行うとせっかく綺麗に拭いた床を踏んでしまうことになります。
二度手間にならないよう、作業順序を決めると時短にもなります。

②軽い汚れからひどい汚れ

軽い汚れは洗浄力の弱い洗剤で落とすことができます。いきなりひどい汚れから始めてしまうと、掃除道具に残った強い洗剤が素材を傷つけてしまう場合があります。また、雑巾等の掃除道具も汚れが少ない箇所では長く使うことができます。

時間を味方につけよう

頑固な汚れも洗剤と一緒につけ置きして汚れを緩めることにより、簡単に落ちることがあります。また、つけ置きしている間に他の箇所の掃除ができるので時短につながります。前日の夜から始めておくと、更に時間を有効に使うことができます。

◆キッチンの換気扇掃除

➀換気扇の電源を切り、カバー、フィルター、ファンを取り外す。
(※取り外し方法はお使いの製品の説明書等をご確認ください)
②取り外した換気扇をシンクに置きます。シンクを使わない場合は段ボールにゴミ袋をかぶせ、そこに置く。
③市販のアルカリ性洗剤を直接換気扇にかける。
④栓をしたシンク(またはゴミ袋)に40℃~50℃くらいのお湯を換気扇が沈むように入れる。アルカリ性洗剤の代わりに重曹を使う場合は、お湯に溶かす。
⑤そのまま1時間ほど放置し、汚れをゆるませたらスポンジなどでこすり洗いをする。
⑥取れた汚れをすすぎ、乾かして完了。
※ご利用の製品によっては強アルカリ洗剤は塗装がはげる可能性があります。その場合は中性洗剤をご使用ください。

◆風呂釜・配管掃除

➀入浴後の残り湯を風呂釜の穴の少し上まで減らし、酸素系漂白剤を200g~300g入れて良く混ぜる。
②45℃~50℃に設定して追い炊きをする。
③椅子や洗面器、小物類も一緒に浴槽へ入れ、3時間~一晩つけ置く。
(金属性の小物は入れないこと)
④つけ置き終了後、5分追い炊きし、排水する。
⑤再度穴の上まで水をため追い炊きし、小物類をよく洗って完了。
※大理石や木製の浴槽、二つ穴タイプの風呂釜には使用できません。

◆お風呂のカビ掃除

➀風呂場の水気をしっかりふき取る
②換気をしながら黒カビに向けて市販のカビ取り剤を噴射する。(必ずマスクと手袋を着用してください)
③カビ取り剤を塗布した場所にラップを貼る。(密着させて隙間のないように)
④汚れの状態に応じて15分~30分程度放置する。
⑤シャワーで良く流し、取り切れていないところは歯ブラシでこする。
⑥50℃(または一番熱い温度)のシャワーを全体にかける。(やけどには十分注意してください)
⑦しっかりと水気をふき取って完了。
掃除が終わった後は、防カビ効果のある燻煙材を使用すると、カビが生えにくくなります。
※塩素系の製品は酸性の製品(酸性タイプの洗剤、クエン酸、お酢など)と混ざると有毒ガスが発生します。塩素系のカビ取り剤は必ず単独で使用し、必ず水で十分洗い流しましょう

他にも、今は手間を減らすための便利な洗剤などがたくさん市販されています。上手に使いながら負担を減らしていきましょう。

1日のスケジュール例

こちらはスケジュールの一例です。参考にしてみてください。

印刷用チェックリストはこちらからダウンロードできます。→掃除スケジュール&チェックシート

来年の大掃除を楽にするために

油汚れやカビなどは、放置すると蓄積されてどんどん落ちにくくなってしまいます。大掃除で綺麗にした後は、汚れが落ちやすいうちにこまめに掃除することで、来年の大掃除が楽になります。
また、最近では大掃除を年末ではなく、夏にやる方も増えています。気温が高い夏は油汚れも落ちやすく、水回りの掃除も寒い冬と暑い夏では辛さが違ってきます。お子さんがいるおうちでは、水遊び感覚で窓掃除や網戸掃除を行ってみてもいいですね。

まとめ

何かと忙しい年末、後回しになってしまいがちな大掃除ですが、ポイントを絞れば1日で終わります。
すっきりしたおうちで新年を迎えましょう。