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人事部コラム

梅雨はすぐそこ!カビ対策は万全ですか?

今年、西日本では記録的な早さの梅雨入りとなりました。関東も間もなく梅雨入りです。梅雨と言えば、気になるのがカビ。温度も湿度も高くなるこの時期はカビが繁殖しやすい季節です。早めの対策を心がけましょう。

目次
・カビの原因は?
・カビを放置するとどうなる?
・換気で湿気を追い出そう
・梅雨前に掃除をしよう

 

カビの原因は?

カビが増殖する原因は「高温」×「高湿度」×「栄養源」の3つです。梅雨の時期は「気温20~30℃」「湿度65%以上」とカビの原因菌の活動が一番活発になる条件が揃います。
さらにカビにとっての栄養源は、食べこぼしやほこり、髪の毛など。雨が多く換気もしづらい梅雨の時期は、まさにカビにとって最高の環境が整ってしまいます。カビを増やさないためには、この3つの原因を少しでも減らしていくことが大切です。

カビを放置するとどうなる?

カビを放置するとどのような影響があるのでしょうか。カビは見た目に不快なだけではなく、カビの胞子を吸い込むことにより「アレルギー」や「肺炎」「喘息」などの健康被害を引き起こすこともあります。また、水虫も白癬菌(はくせんきん)というカビの一種に感染することで起こります。

換気で湿気を追い出そう

梅雨時期の湿度は高い時には80%まで上がります。晴れた日の日中は少しでも湿気を逃がすよう、換気を行いましょう。

換気のポイント

・対角線の窓を開けて、空気の通り道を作りましょう。
(その際は押し入れやクローゼットのドアも開けておくと、除湿効果がアップ)
・空気の入り口になる窓は狭く(10~20cm程度)開け、出口になる窓は全開にするとより風通しがよくなります。
・浴室も同様に換気扇を出口とし、バスルームのドアを細く開けることで、浴室の湯気が逃げやすくなります。

なお、外の湿度が高い時に窓を開けると外の湿気が室内に入ってきてしまいますので、曇りの日や雨の日には窓を閉め、除湿器などで調整しましょう。

梅雨前に掃除をしよう

カビの栄養であるほこりや汚れを除去し、カビ予防につとめましょう。

➀換気扇のフィルター

カラッとした晴天の日に換気をしながら、換気扇と換気扇フィルターを掃除しましょう。
換気扇が詰まっていては換気効果も半減。掃除してほこりや汚れを取ることで除湿効果も高まります。

②洗濯槽クリーニング

梅雨前に掃除しておきたい物の一つは洗濯槽。ただでさえ洗濯物が乾きにくくなるこの時期、実はカビだらけの洗濯機で洗っていた…なんて想像するだけで恐ろしいですね。梅雨時期に洗濯槽の裏側にはカビが発生しやすくなります。専用の洗剤や、酸素系漂白剤がおすすめです。(ドラム式、縦型などお使いの洗濯機によって異なりますので、お持ちの機種の説明書等をよくお読みください)

③エアコンのフィルター掃除

夏になって本格稼働する前に、エアコンのフィルターは必ずしっかり洗っておきましょう。そのまま使用するとほこりやカビが部屋中に舞うことになったり、カビの胞子が広がったりする可能性もあります。最近では交換可能な貼り付けタイプのフィルターもあります。貼り付けタイプのフィルターを使用すると、次回は取り換えるだけでフィルター掃除が完了するのでおすすめです。

④お風呂掃除

お風呂は特にカビが発生しやすい場所なので、注意が必要です。すでに発生したカビについては、市販のカビ取り剤を使用しましょう。(塩素系・酸素系の混合は絶対禁止です!)
漂白剤を含ませたキッチンペーパーで湿布をするとより効果的です。

入浴後にひと手間かけることで、カビの発生を予防することができます。
1. 使用後に壁や床の汚れをお湯のシャワーで洗い流す
2. スクイージーで壁や床の水滴をふき取る
3. 換気扇をしっかりと回す
市販の防カビくん煙剤を定期的に使用することで、よりカビの発生を防ぐことができます。

⑤クローゼット・押し入れ掃除

クローゼットや押し入れはホコリの温床となりやすく、湿気もたまりやすいのでカビが繁殖しやすい場所です。
ホコリはカビのエサになるので、一度中身を全部出し、ホコリを取り除きましょう。
なお、水拭きをすると水分が残る可能性もあるので要注意。しっかり乾燥させるか乾拭きをしてから収納します。
押し入れに布団を入れている場合はすのこを敷くとよいでしょう。布団が干せない時には除湿マットや布団乾燥機が効果的です。
除湿剤や新聞紙を活用し、日頃から除湿を心がけましょう。

⑥冷蔵庫・パントリー掃除

温度が低い冷蔵庫も、カビが発生する場合があります。カビが一番活発に活動するのは20℃~30℃ですが、5℃でも増えることができてしまうのです。
冷蔵庫の中では肉や魚から水分が出たり、野菜に付着している土にカビの胞子が混ざっていたりするとカビが発生します。定期的に食べ物を全部出してアルコールとペーパータオルで拭き掃除をしましょう。取り外せる卵ケースや棚などは取り外して洗います。冷蔵庫を開けっぱなしにしたり、熱いものをしまったりするのも結露の原因になるので普段から冷蔵庫の使用には注意しましょう。
パントリーの乾物類も、湿気を含みやすくなります。残っているものは早めに使い切るようにしましょう。

まとめ

カビは一度発生してしまうと掃除の負担が大きくなってしまいます。事前にしっかり対策をし、カビ予防に努めましょう。雨が多く憂鬱な梅雨ですが、少しでも快適に過ごしたいですね。