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2018.08.28第10回やまとリハビリテーション連絡会に参加してきました!

大和事業所です。

8月17日(金)に開催された第10回大和リハビリテーション連絡会に当事業所の理学療法士6名が参加してきました。

 

今回のテーマは「各病院における新人教育システムと課題」で、2つの病院の療法士さんから実際に行っている新人教育について発表がありました。発表があった病院からは看護部長さん、副看護部長さんも出席してくださり、看護師の視点から見た療法士の教育について、病院職員全体の教育システムの現状や課題についてお話してくださいました。

発表の中で、新人教育が難しい理由の一つとして、過去の指導法と現在の指導法に大きな解離があることを指摘されていました。新人教育システムというものがまだ確立されていない時代に自ら学び、頑張って来られた世代のセラピストと、義務教育の時から教えられて説明を受けて学んできた現在の新人セラピストとの間には、少なからず教育というものの認識にギャップがあるように感じました。指導する側は、自分の経験を元にして同じように指導するだけではうまくいかないということが分かりました。自分の指導した内容を新人がどこまで理解しているのか、どこまでできているのかを常に把握する能力が重要であると感じました。

また、臨床に出れば自分で考えて進めなければいけない場面に必ず遭遇します。そのため、さじ加減が難しい所ではありますが、すべてを教えるのではなく、自分で考える機会を与えることが新人の臨床力を育むために必要なことなのではないかと思います。

その後、いくつかのグループに分かれて新人教育をテーマにディスカッションを行いました。今年で3年目を迎えるやまとリハビリテーション連絡会は、病院・施設間の繋がりを深めていくべく、講義形式のみで終わらずに参加者全員参加型のディスカッションを行っています。最初はお互い様子を伺う状態から始まりますが、話し始めると次々と発言が出てきて、あっという間に閉会の時間となりました。

テーマが自由であるため、各グループ間で議論の内容や活発さが異なるところは醍醐味でもあり、少々課題にも感じる部分であると思います。回を重ねるにつれて、さらに話しやすい雰囲気で活発な意見交換ができる場になっていければ、有機的な連携に繋がっていくのではないかと思います。

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