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2018.06.19第二回 健康教室を開催しました!

こんにちは

大和事業所です。

6月16日(土)にあかり食堂さんにて第二回目の健康教室を開催しました。

前回は「力が出せる身体作り」をテーマに筋トレや加齢による体の変化などの話題に触れながら「力を入れる」ことと「力を出す」ことの違いや、力を出せるために必要な身体の仕組みについてお話ししました。また、皆さんで身体を動かして簡単な体操を行うだけで力が出やすくなることを体感していただき、大変好評を頂きました。

今回のテーマは「言葉」でした。健康教室としては一見変わったテーマですが、実はとても重要な事です。前回お話した「力が出せる身体」を作ることができても、普段使っている言葉や口癖、考え方のために、せっかくの体作りも効果が半減してしまうことがあるからです。

当日は、普段話す言葉や口癖がどれだけ体に影響を与えているか、実演を通して体感していただきました。

そのようなことを考えたこともなく、最初は不思議そうな顔や驚いた表情をされていた方もいらっしゃいましたが、ネガティブな言葉を一言発するだけでも力が出にくくなることを体験していただきました。

それらの言葉や口癖を変換する方法をいくつか提示し、力の出具合が変化することを皆で体感しました。

さらに、参加者全員にご協力いただき、周りから言われる言葉にも物凄く影響を受けるということを紹介しました。

後半は、転倒予防について、「予防」という考え方の意外な落とし穴について解説しながら、どのように取り組むべきかをお話させて頂きました。

予防という言葉は、病気を未然に防ぐという意味では積極的なニュアンスがありますが、「○○しないように」という否定的な要素を含んだ言葉です。実は「○○しないように□□する」という考え方を持つと力は出にくく、「転ばないように…」と考えているとかえって体が緊張してしまい、力が発揮しにくくなってしまうことをお伝えしました。それらを踏まえ、今回も座ってできる簡単な転倒予防体操を紹介し、体操を行った後は立った時の地に足が着く感触やバランスのとりやすさを体感していただきました。

セミナー終了後は今回も多くの方が食堂をご利用なさって、明るく和やかな雰囲気で終わることができました。

今回は約半数が初めて参加された方でした。また、一般の方だけでなく、市内のデイサービスの方やケアマネジャーの方もご参加下さり、多方面の方に興味を持って頂けて大変嬉しく思います。

さっそく、次回も参加したいというお声や、あれから自分の口癖を見直してみました!という嬉しい報告もありました。

こうして、我々のしていることが少しでも地域の方々の元気になるきっかけになれれば幸いです。

 

次回は、「元気に暮らすための地域作り」をテーマにしたいと思います。

「元気な状態」とは一人で完結するものではありません。第二回まででご自身が元気になるための体作りと言葉選びについてお伝えしました。その先には、地域の方々が集える場や繋がりが必要ですが、ここでも私たちの体はその場の雰囲気や集う人たちの影響を受けます。

「あそこに行けば元気になる!」そんな素敵な地域作りが実現できればと考えています。

また、後日詳細を告知させていただきます!

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