newsお知らせ
2015.02.19介助が楽になるには?
おはようございます。
昨日はタツミ訪問看護ステーション鶴間サテライトで、研修会を開催いたしました。
タイトルは『介助が楽になる3つの視点』です。
『介助が楽になる』
これはどのようにしたら達成できるのでしょうか。
大きく分けると2パターンしかありません。
1つ目は、介助者が身体を鍛えて、強い力を発揮できるようになる。
2つ目は、対象者(介護を受ける側)の力を引き出して、できる限り動いてもらう。
このどちらかです。
皆さんなら、どちらを選択しますか?
今回の研修会でお伝えした内容は、2つ目の「対象者の力を引き出して、できる限り動いてもらう」ためのものです。
それは「どうやって対象者を介助をするか」という介助者目線での介助方法を選択するのではなく、
「どのように支援すれば、対象者は動きやすいか」というあくまで対象者の目線にたった介助方法の選択が結果的に『介助が楽になる』ということにつながるからです。
『介助をする自分自身がどのように動けば楽になるか』という視点しか持ち合わせていないと、自分のやりやすいやり方を対象者に押し付けることになります。
それでうまくいく場合もあれば、うまくいかない場合もあります。対象者の能力は一人一人異なるので、うまくいかない方が多いです。
そして、うまくいかない場合にどうするか。
たいてい力づくでやってしまうか、また別の方法を探すということになります。
こういった事が、「介助=きつい、難しい」という印象につながるのです。
もしそういった印象をお持ちの方は、まず自分自身の視点を変えてください。
あなたがどうこうするのではなく、対象者が動きやすいようにふるまうだけで介助は楽になります。
〇声掛け
〇立ち位置
〇触れる場所
〇誘導の方向
〇タイミング
これらはすべて対象者に楽に動いていただくために重要なのです。
決して自分勝手に決めてしまってはダメです。
相手が動きやすいということは、その分の介助負担は減りますね。
逆に、相手が動きにくいということは、その分の介助負担は結局介助者にのしかかってきてしまいます。
今回、研修会でお伝えした内容は、
『相手の動きを引き出す介助』を実現するために、中でも重要な3つの視点ということでした。
気になりませんか?
詳細は次回にまとめていきますので、お楽しみに。
それでは。