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2018.05.23第9回やまとリハビリテーション連絡会で発表してきました
こんにちは。
大和事業所です。
5月18日の第9回やまとリハビリテーション連絡会にて、当事業所より5名の療法士が参加し、うち2名、尾森と綾部が発表して参りました。
今回のテーマは、「明日から使える在宅あるある ~専門職の連携を具体化するために~」ということで、在宅リハの現場で活躍する療法士がそれぞれの現場でのあるある話を発表しました。会の参加者は病院に在籍する療法士が多数いらっしゃるため、今回の発表で病院から退院する患者さんのリハビリ支援のために、スムーズなバトン渡しを実現するきっかけとなるように工夫をしました。
今回発表をともにした南大和老人保健施設様、みどり野リハビリテーション病院訪問リハ部門様、もみの木デイケア様、エルダーフィットネス大和様とは、事前に何度も打ち合わせしました。
その中で、「地域包括ケアシステム」はあくまで概念ではなく、このシステムを支えるのはそれぞれの「人」であり、お互いの役割や仕事をどのように認識しているのか、どういった想いで仕事をしているのかを認知していることが、連携の礎になるだろうという共通認識を持ちました。
今回の会を通じて、特に病院に在籍する療法士が、その方の在宅生活を想像した時に、「○○さんのいる訪問看護ステーションにつなぐことを提案してみよう」、「デイサービスはあの事業所にお願いできると良いかな」などがイメージできると、その後の在宅生活をコーディネートするケアマネさんにも提案がしやすくなるかと思います。
病院を退院し、自宅復帰後のリハビリ継続について不安を感じていらっしゃる方は、大勢いるかと思います。その不安を軽減し、安心して在宅生活を送る、あるいはリハビリを継続するために、まずは専門職同士が顔見知りになる、そしてどんな想いで仕事をしているかを認識しあうことが重要だと考えます。
その事が、患者さん、利用者さんの安心に繋がったり、役に立つならば、「連携」という言葉に中身が作られるでしょう。
日頃の仕事を通し、連携の重要性を感じながら、時折こうした会でお互いの想いを確認しあえるようになれば、とても充実した地域連携が実現すると思います。
現にケアマネさんをはじめとした様々な事業所との連携を通して、在宅生活が充実するケースは多く経験しています。今後も地道な活動を大切にしながら、他事業所様との交流も深めていきたいと思います。