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2018.02.07研修報告会を行いました!

こんにちは!大和事業所です。

先日、事業所内で研修報告会を行いました。

勉強会や研修に参加した際は、伝達講習を行い、皆で情報共有できるように心掛けています!

今回は、研修のテーマであった慢性腎不全と人工透析の基礎という内容の伝達に加え、実際に在宅でリハビリを行う際のリスク管理について考えてみました。

慢性腎不全患者の状態を把握する手段として、検査項目や服薬状況等の医学的情報を得る事が大前提ではありますが、在宅では必要な情報がすべて揃っているとは限りません。

そうしたときに重要なのは、目の前の利用者さんを見て状態を推測する、すなわちフィジカルアセスメントだと考えます。

したがって「フィジカルアセスメント」をテーマに、慢性腎不全患者に起こりうる症状と身体所見について整理しました。すると、多くの病態に共通する身体所見は顔色不良、食欲低下、倦怠感であるということがわかりました。

療法士に求められることは、病態を的確に判断できる事よりも、異常を早期に発見できる事であると思います。そのためにもあらかじめ起こりやすい症状を把握しておく事が重要と思われます。

報告会に参加したスタッフから

「以前関わっていた利用者様で慢性腎不全の方がいて、状態が増悪した時はまさに今日の話にあったように顔色が不良で、倦怠感、食欲低下を訴えていた」

という話がありました。報告後の意見交換も盛んに行うことができ、今回の狙いであった「実際の在宅でどうするか」というところまで話が発展し、より実用的な報告会になったのではないかと思っています。

今回の報告会を通して、コミュニケーションをとる上でも重要であり基本的な事ですが、しっかりと相手の顔を見て察するということが大事であると改めて感じました。

日々の訪問でも、「なんとなく体調の確認をしておく」のでなく、「身体所見から病態を推察する」という視点を持って体調確認できると、会話や問診ひとつからたくさんの事を想像でき、より良いリスクマネジメントが出来るのではないかと思います。

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