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2017.10.05第36回関東甲信越ブロック理学療法士学会

9/23、9/24に長野県で行なわれた関東甲信越ブロック理学療法士学会にて、タツミ訪問看護ステーション長津田の井口がポスター発表を行って来ました。

今回発表した題名は、『訪問リハビリテーションとデイサービスの連携によって本人と家族に及ぼす影響』という内容で行いました。

大まかな内容としましては、訪問リハビリとデイサービスを併用している利用者様が、今回情報共有と連携の構築の為に、デイサービスのリハビリスタッフと交換日記を始めた結果、お互いにやるべきリハビリテーションが明確になり、目標だった遠方に住む母親に逢いに行くことができました。
また、交換日記を用いたことで、介護する奥様も交換日記の文面を見て安心したり、体が良くなった事をリハビリスタッフと一緒に感じる事が出来て、挑戦する気持ちが生まれ、物事を前向きに考えてくださるようになったという内容です。

リハビリというと、歩行練習や筋力トレーニングなどの直接的な機能訓練を連想しがちですが、それがリハビリの全てではありません。
今回のように連携をとる事やご本人様、ご家族様へ間接的に関わることも、我々リハビリスタッフのとても大切なお仕事なのです。

最後に、今回この発表をさせて頂くきっかけは、実はご利用者様とご家族様からの『是非他の方にも知ってもらって広めて欲しい。』『こういう繋がりは絶対大切だから、どっかで発表してよ』などの強い後押しがあったから、機会を設けようと私自身も決意しました。
利用者様やご家族様にそのように思われるリハビリテーションが出来ていると感じれて、自分にとってとても良い勉強になりました。
そして、こういった連携こそが、いつまでも住み慣れた場所で生活して行く為には不可欠ですので、同職種、他職種問わずに密に出来るように日々関わりを持って行ければと思っております。

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