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2018.06.26ヘルパーさん研修実施しました!

大和事業所です。

先日、日ごろからお世話になっているアイネットやまと様からヘルパー向けの勉強会開催の依頼を受け、実施してまいりました。
重介護の現場が増えてきているとのことで、看護師よりオムツ交換のポイント、療法士からは体位交換や起居動作、トイレ動作の介助のポイントなどを中心テーマに勉強会をすすめました。
「介助量が多い」という事象は、さまざまな要因に起因します。被介護者が本当に動けない場合は、相手の全体重を支えることが必要になりますから、身体的な負担は大きくなるでしょう。しかしながら、往々にしてあるのは、介助者と被介護者の息が合わずに、被介護者が動きたいように動けず、結果的に介助者が手伝う量が多くなる、ということもあります。その場合も「介助量が多い」とされてしまうのです。
後者の場合は、結局どんな方法論を身に着けたとしても、「相手に合わせられない」のですから、役には立ちません。逆に言えば、どんな方法でも「相手に合いさえすればよい」のです。「介助量が多い」という事象があった場合、介助者の支援方法が対象者の能力をいかすものであったか、という観点から振り返る必要があるということです。
そこを見落としてしまっては、方法を学んでも仕方ありませんから、今回はそこのところをデモを通して提示しながらワークをすすめました。

勉強会の際にお伝えした「介助者の手の作り方」、「どこを持つべきか」、「動作の介助ポイント」についていくつかに分割してブログ記事としてまとめていきたいと思います。

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