株式会社メディプラス

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2018年02月2日

訪問介護事業所へ社員研修を開催させて頂きました! 前篇

こんにちは。大和事業所です。

1月31日にアイネット大和様で社員研修を行わせて頂きました。
テーマは「身体の使い方と実際の介助のポイント」ということで、実際の介護現場で活躍するヘルパーさんを対象に、お話しをさせて頂きました。



約15名ほどのヘルパーさんに集まっていただき、みなさん熱心に話を聞いてくださり、また今現在困っている事例の相談など、多くの質問を頂きました。
そうした質問を受けますと、目の前の利用者さんの助けになりたいという思いが伝わってきてうれしい気持ちになると同時に、重労働であると思われている介護の現場において、介護者側の負担の軽減をいかに行うかという点で、我々が伝えられることをしっかり伝えたいという思いを新たにさせられます。

身体の使い方の部分では、介護者の腰痛対策を兼ねた内容をお伝えしました。不良姿勢で長時間の身体介助を行ったり、力任せに介助を行うことで、介助者側が腰を痛めてしまうということは多々あります。実際に腰痛をお持ちのヘルパーさんもいらっしゃると事前に伺っておりました。

移乗介助や入浴介助、トイレ介助などの身体介助の際に、自身の腰に負担のかかる動き方、介助の仕方は、実は相手にほとんど力が伝わっていません。
力が伝わらないから、余計に力む。介護を受ける側としても、介護者が力めば力むほど、無意識的に反発したり、力んでしまうものなので、介護者側、介護を受ける側、どちらの心身にかかる負担が大きくなってしまうのです。
そういった現状を踏まえ、まずしっかりと力の出せる体を作るための簡単な運動を紹介しました。



 

この運動を行ってもらった後に、ペアで力の出具合の変化を確かめましたが、皆さんほとんどの方が「さっきよりも楽に相手を動かせる!」と驚いていました。

今回紹介した運動は、「腰を壁につけたまま、下方向にしゃがむ」だけです。
皆さんにお願いしたポイントは、「腰をつけたまま」です。
壁と腰の接点に生じた感覚、それを維持したまま動く。
これが狙いです。

参加者の方々の声で、「足に力が入ってくるのが分かります」や「お尻の周りにグッと力が入りました」などが聞かれました。

これが大事なんです。
要は意識して力を入れるのではなく、腰を落とすことが出来れば、勝手に足に力が入ってくるものなのです。

その動き方を身体に覚えさせるためには、説明を聞くことや意識するポイントを理解することが大切なのではなく、体感です。
それが介護に必要な体作りにおいて大切なことです。

さて、巷には介助の際に、自身の動き方を意識する方法もあります。たとえば相手を腕で押すのではなく、身体を動かすように、など。
確かにそのことで変化はするのは事実なのですが、実際の介護現場では不向きです。
なぜだかわかりますか?

答えは簡単です。
介護現場で意識すべきなのは自分の状態ではなく、相手の状態であるからです。

例えば移乗介助の時に、腰を回すのではなく、股関節を使うことを習ったとして、それを実際に行うと楽に方向転換が出来るようになります。ですが、それはあくまで自分の動き方の問題であって、相手が楽に動けるか?は厳密に言えば別問題です。
むしろ、相手が楽に動けるのであれば、つまるところこちらの介助量も軽減すると思いませんか?
ですから、本来介助の際に意識することは、「相手がどう思っていて、どう感じていて・・」というような相手の状態です。
そこに意識が向いているから、「相手に合わせる」ということが出来るのです。

実際の介助のポイントとして、「相手に伝える」ということを行いました。
そちらは次回のブログで紹介したいと思います。

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