株式会社メディプラス

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2015年02月24日

介助が楽になる3つの視点 ①

こんにちは。

 

介助が楽になるには? の続きです。

 

前回の記事でお伝えしたように、介助が楽になるためには、相手の動きをいかに引き出していくかということがポイントであることをお分かりいただけたかと思います。

 

相手の動きを引き出していく。

 

これはどこにでもある言葉ですが、それでは「この言葉をどのように具体化していくか」となった時に、皆様はどのように考えますか?

 

今回の研修で取り扱ったのは、それを考えるための武器なのです。

それが以下に記載する介助が楽になる3つの視点です。

 

①感覚

②時間・空間・力

③骨と筋肉

 

それでは、一つ一つ簡単に解説していきます。

 

① 感覚

今、このブログを読んでいる方は、椅子に座って読んでおられることと思います。

中には寝そべりながら読んでいる方もいるかもしれません。

そこで一つ質問なのですが、

「なぜ、今あなたは『座っている』ということがわかるのですか?」

「あるいは『寝ている』ということがわかるのですか?」

少し考えてみてください。

 

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どうでしょうか?

答えは簡単ですね。そう、『感覚』があるからです。

では、具体的にどのような『感覚』で座っているということを知ることができますか?

 

目をつぶっても、座っていることはわかりますよね。

鼻をつまんでも、座っていることはわかりますね。

耳をふさいでも、座っていることはわかりますね。

 

ではどんな感覚を使用して、座っているということを理解しているのでしょう。

実はその感覚が『動くこと』に大きな影響を及ぼすのです。

 

それは、触覚と圧覚ですね。

我々は身体のどこの部位が、床面や支持面と触れているかということで自分自身の姿勢や動きを知ることができるのですね。もちろん、動きに直接関与する感覚もあるのですが、こと姿勢を保つということに関しては、この『触れている感覚=触覚』や『押されている感覚=圧覚』がとても重要になります。

 

身体と支持面の接触面が移り変わっていくのが、『動作』になります。

 

寝返りの際には、背中に圧がかかっているのが、体の横面に移っていくことで「寝返った」ということを理解します。

勘の良い方はお気づきだと思いますが、我々が介助をするときにはこの『感覚』を対象者に与えるように動かすことが大切になるのです。

 

寝返りの時には、背中から身体の側面へ。

立ち上がりの時には、おしりから足の裏へ。

 

この体重の移動を支援することによって、対象者は安心して動くことができ、そのことで結果的に介助量は少なくて済むようになるのです。

 

そこから考えるもっともやってはいけない介助とは何か?

 

それは「持ち上げる」ということですね。

時と場合に応じて、持ち上げる必要性がある場合も考えられますが、原則として持ち上げてはいけません。なぜなら、体重を支持しているところから急に持ち上げられるということは、足場を失うことと同じだからです。つまり怖いのです。恐怖心は全身の緊張を強め、動き辛くなりますので、結果的に介助量は多くなってしまうのです。

 

もし皆さんが持ち上げるような介助を選択していたとするならば、まずは対象者の気持ちになってみてください。

そこをくみ取ることさえできれば、『感覚』がいかに大切であるかお分かりになるかと思います。

 

 

長くなりましたので、続きは次の記事でまとめます。

 

それでは。

 

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